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そんだけです。

俺宛てに小包が届いた。
何かを買った覚えはないし、何かを送られる覚えもない。
宛名には確かに俺の名前。
差出人の名は…ない。

あぁ、こりゃアレだ。
小包爆弾だ。

深刻化するエネルギー問題。
原子力は管理体制が問題となり、ガソリンの値上げは止まらない。
クリーンエネルギーとしての利用が期待される太陽エネルギー。だが、その開発も思うようには進んでいない。
このままでは近い将来、世界がエネルギー不足に陥る恐れがある。

エネルギーを失った人類の生活形態は原始へ還らざるを得ない。
人間は人間らしさを失い、動物の乱獲が始まる。絶滅危惧種もなんのその、人間様のお通りだ!と言わんばかりに狩るわ狩るわ。
おかげで生態系は狂いに狂い、自然環境は乱れに乱れ、川上からは大きな桃がどんぶらこどんぶらこ。

そんな中、一人の科学者が画期的な発明をする。
オナニーエネルギーだ。

オナニーエネルギーとは、オナニーによるエネルギー。
激しく性器を擦る行為によって空気中に発生する特殊な振動波。
これを電力へと変換する機械を完成させたのだ。

「地球に優しくて気持ちいい」
「1日1自慰」

世界中がその言葉をスローガンに、こぞってオナニーに取り組んだ。
オナニーエコロジーブーム到来だ。
こうして世界はエネルギー不足を解消し、また以前のような日常が帰ってきた。

月日を重ね、オナニー・テクノロジー(オナテク)は進化を続ける。
それと共にオナルギー(オナニー・エネルギー)を効率的に管理・運用する技術も進歩した。
当初は冷蔵庫ほどの大きさだった家庭用オナルギータンク、通称POT(パーソナル・オナルギー・タンク)も、今や個人で管理する時代だ。

そんな中、当然のようにオリンピックの正式種目に「オナニー」が追加される。
世界中がオナニーの腕を競いあい、多種多様なオナニーが考案された。

より早く!より強く!

2020年、オリンピック。
オナニー自由形で金メダルを獲ったロシアのセルゲイ。これで3大会連続での金獲得である。
極寒の地で養われた彼のオナニー・テクニックは神の領域。まさにバナナで釘が打てそうだ。

そんな彼のオナニーを破る者は今世紀現れないのではないかと、オナニー協議会では複雑な議論が交わされる。
度重なる大会で圧倒的な力を見せ付けるセルゲイ。彼の出現により、オナニー界は半ばマンネリ化していた。

彼に勝てる者がいないからだ。

また今年もセルゲイだろう…そんな諦めにも似た風潮があった。
セルゲイは素晴らしいオナニーセンスを持っている。誰もが憧れる卓越したオナセンス。
だが、それは同時に、他国代表選手たちへの多大なるプレッシャーともなる。

なにせ彼と2位との差は、30op(オナニー・ポイント)を切ったことがない。
30op…。100m走で言うなら5秒ほどの違いだ。
それほどまでに他の選手たちと差がありすぎるのだ。

「彼を負かせる者はいないのか」

議長は苛立ちを隠そうともせず、そう言い放つ。

「このままではオナニーエネルギーの分野にも影響を及ぼす可能性がある…そうなったら、またあの寒い時代に逆戻りだ…。オナニーの衰退は人類の衰退と同義なんだぞ!」

赤い顔をした議長を尻目に、ロシア議員は一人ほくそ笑んだ。

(衰退…。確かに衰退するかもしれない…だが、それは国の衰退だ。人類の、じゃない。我が国にはセルゲイがいる。そうなれば世界は我がロシアに頼らざるを得ない…世界の中心は、ロシアとなる!)

そんな中、一人の議員が立ち上がる。

「一人…」

呟くような声が聞こえる。

「一人…います」

議員たちが顔を上げる。
立ち上がったのは…日本。

「我が日本に…一人!」

途端、ざわめきだす議員たち。
議長はそれを制して日本議員に問う。

「その者のベストスコアは…?」

オナニースコアは前述の「オナニーによる振動波」の他、「オカズの選択」「時間」「絶頂時の脳波」「オリジナリティ」などから算出される。
オリンピックで上位を争うとなれば、最低でも150opを獲得できなければ話にならない。
セルゲイが現れるまでは180opが「壁」とされていた。

一呼吸置いて、日本議員が言った。

「正式な記録には残っていませんが、私がこの目で見た彼のopは…実に250op!」

会場にどよめきが走る。

それはそうだ。
セルゲイが前大会で叩き出した数値は225op。
それを軽く上回るというのだから。

「そ、その者の名は!?」

「歴史に刻む、その者の名は…【まー】!」

会場に歓声が上がる。
そして議会は久しぶりに活気に満ちて終わった。
議長は「これでオナニー界が盛り上がってくれる」とホクホク顔。
他の国々は「期待してるぜ!」「次の大会には出てくるんだろ?」など、日本に質問攻めだ。

面白くないのはロシア。
オナルギー経済を牛耳る事ができると思っていた所に思わぬライバルが登場したのだ。
もし、さっきの話が本当ならばセルゲイでも勝つのはむずかしい。
負けてしまったら、ここ数年のオナルギー経済戦略がムダになってしまう。
セルゲイ・オナルギーふりかけも返品の嵐だ。

そこでロシアは画策する。
(そうだ…公式に記録を残される前に…抹殺してしまえばいい…! いや、それよりも…アレを使って早い段階で芽を摘んでしまった方が確実か)

そうして秘密裏に開発していた独自のオナルギー技術を利用した時空間転移装置、いわゆるタイムマシンを使い、数年前の日本のある一軒の家に小包を装った爆弾を送りつけたのだった。

目標時間は、2008年9月16日…。
配達先は…。

………

……



俺「ん…? 俺宛てに小包? なんだろう?」

ってなコトは全然無くて、普通に友人が送ってくれた梨でした。
あまくておいしかったです。
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コメント


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梨か~梨・・・まだ食べてないv-409

あま~い梨~わけてくれ~w

美鈴 | URL | 2008年09月17日(Wed)22:03 [EDIT]


|ω・`*)じぃ~

ぽん | URL | 2008年09月23日(Tue)22:31 [EDIT]


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